2019年予測! 中国の巨大銀行が日本に進出?

かわさき
2018年の最後にお送りしたメルマガを、ブログでも公開しますね。

大胆に来年の予測!

ま、当たらないと思いますので、気楽にみてください。(笑)

時代の流れには敏感にアンテナを張っているつもりです。

今後どんな世の中になりそうか、僕の頭の中を今日は書いてみたいと思います。

一夜にして、中国の超巨大銀行が日本に誕生?!

中国版アマゾンのアリババがJR九州と提携しました。

アリババの筆頭株主はソフトバンク。代表はご存じ孫正義さん。

これって、すごいインパクトがあるのかなと思っています。

アリババはたった1日で3.5兆円も売上げをあげる会社。

三越伊勢丹が1年(1日じゃないですよ。1年)で1兆3000億だから、その3倍近くをたった一日で売り上げてしまいます。

アリババでの購入はもちろん電子決済。「アリペイ」って言います。

蓄積される決済情報もまさにビックデータ!

このビックデータを用いて、アリババは金融業を始めています。
「アント・フィナンシャル」ですね。

かわさき
このアント・フィナンシャルの融資がすごい!

申込みから、融資の実行まで一瞬です。

申し込んだ次の瞬間に、AIが融資の審査をして、
同時に融資のお金が申し込んだ人の口座に入金されます。

日本では申込みから実行まで1ヶ月くらいかかるのは普通ですからね。
全く勝負になりません。

なぜ、アント・フィナンシャルはこんなことができるのか?

それは、アリババの決済データがあるから。
この決済データにもとづいて、それぞれの人に信用レベルが点数付けされています。

Aさんは800点
Bさんは650点
Cさんは840点
とか。

セサミ・クレジット(芝麻信用)と言います。

信用の可視化ですね。恐ろしい。

セサミ・クレジットに基づいて、融資の判断をしています。
AIが。

さらに、セサミ・クレジットにより

このレストランを予約するのは800点以下は、予約金が必要だとか
このホテルは、760点以下は、予約できないとか、
婚活サイトで、私は730点以下とはお会いしませんとか(笑)

中国ではこんなことが起こっているんですね。

アリババ(つまりソフトバンクの孫さん)の次の狙いは、

日本の金融業界を変えることでしょう。

だって、PayPayを始めているじゃないですか。

中国からの大量の訪日客。
みんなアリババのスマホでできる決済方法の「アリペイ」や、
もう一つのスマホ決済の「ウィチャットペイ」を使います。

日本の企業も対応せざるを得ない。

そうすると、アリペイやウィチャットペイが日本でも普通になる。

そのタイミングで、日本で潰れそうになった地方銀行をアント・フィナンシャルが買収したら?

一夜で、日本最大の金融機関が誕生です。

だって、アント・フィナンシャルは、時価総額が、三菱UFJ銀行の2倍以上ですから。

かわさき
しかも、アント・フィナンシャルはMMFで預金も集めています。

その利率は4~5%

0.4~0.5%じゃないですよ。
4~5%です。信じられない。

アント・フィナンシャルは、日本でそのくらいの利率で4,5年は続けられる体力があるといわれています。

預金金利が4~5%だったら、どうします?
みんなそっちに預けますよね。

そうしたら日本の金融機関はどうなるか僕はわかりません。(予測になっていないですね)

そうゆう大激変が、来年、再来年という、短いスパンで起こるのでは、と予測しています。

自動車業界の激変

民事信託に関係なくてすいません。(苦笑)

トヨタとソフトバンクが提携したのはご存じですか?

かわさき
これ、実は、20年前、孫さんからトヨタに話しを持っていったときは、
孫さんはトヨタから断られていたんです。

しかし今は形勢逆転。
トヨタがいかに危機感を持っているかがわかると思います。

自動車業界は、日本の産業を支える根幹です。

その自動車業界に激震が近づいています。
ポイントは2つ。
電気自動車と自動運転です。

電気自動車は、普及まであと数年かかりそうですが、
電気自動車が普及して普通になると日本の産業界は大ダメージです。

だって部品が10分の1ですんじゃうから。

ガソリン車は部品数が30,000点。
電気自動車は部品数が3,000点。

日本の下請け構造はどうなってしまうんでしょう?

ある、部品の下請け会社の社長は、

中小企業 社長
もう設備投資はしない

と言っていました。

更に追い打ちをかけるのが自動運転
国土交通省も自動運転の規制について検討を始めていますね。

2018年、僕は中国の深セン(中国のシリコンバレーと呼ばれる)を視察してきました。

その深センでは、

無人バスがすでに走っているんですよ。
つまり自動運転。

町中は電気自転車だらけ。

自動運転が実現すると、車の所有が不要になります。

だって、スマホで行き先と到着時間を入力すれば、
車が来てくれるんですもん。
料金は利用料だけ。

「所有」から「利用」です。

車の登録台数が3分の1ですむという試算もあるくらいです。

我々に必要なことは変化への対応

こんな感じで、日本の経済は、IT化、AI化で大転換を向かえると私は予想しています。

近年の変化は、スピードが早い。

だって、12年前はまだスマホは存在していませんでした。
それが、みんなスマホを持ち、LineやTwitterなどで、いつもつながるようになりました。

12年前に今の姿を想像できたでしょうか?

もちろんこんな変化は起きないかもしれません。

でも、起きるとして、どんな準備が必要かを考えることは、意味があることだと思います。

「強い者が生き残るのではない。変化に対応した者が生き残るのだ」
By ダーウィン

来年(2019年)は、元号も変わる「変化の年」

AI時代にも生き残れるよう、自分を変化させていかなきゃと思っています。

かわさき
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