家族信託を、受けれる人・受けれない人 どこが違うのか?

かわさき
家族信託を、受けれる人・受けれない人
どこが違うのでしょうか?

家族信託を勉強をしている2人の司法書士。

2人はとてもよく似ています。

合格した年代も同じ。年齢も同じ。
事務所スタッフが2名いることも同じ。

そして、5年前から、家族信託の勉強をしていることも同じ。

しかし、違いもあります。

1人は、登記業務が中心。

日中は外回り。夕方からは書類作り。家に帰るのはいつも深夜です。
仕事をもらうために、不動産業者や銀行、ハウスメーカーをいつも回っています。

たくさん仕事をこなさなければいけないので、1人のお客さんの話しを十分に聞く時間はありません。

ましてや、家族信託の提案などする時間はなかなか取れません。

もう1人は、家族信託の業務が中心。

お客さんのお話を十分時間をかけてうかがうこともできます。

お客さんにとって、最適な提案ができるように考える時間も取ることができます。

依頼も全国から。各地の美味しいものを食べるのが仕事の合間の楽しみです。

家族信託の書籍も出版して、現在はもう一冊書いているところです。

このちがいは、どこからきたのでしょうか?

片方が能力が高くて、もう片方が能力が低かった、というわけではありません。
片方が、とても恵まれている環境で、もう片方は恵まれていない環境だったというわけではありませ。

違いはたった一つ。

勇気を持って家族信託について、取り組む決意をしたかどうかです。

家族信託に取り組むには情報発信が必要です。
そのためには「勇気」が必要なんですね。

だって最初は経験がないのに、「自分は家族信託の専門家だ」って言わなければならない。

HPや名刺に書くと、それを見た同業者からバカだと思われるのではないかと、恐怖を感じます。

セミナーをやるのも勇気です。
全くわからない質問が来たらどうしようかとか。

提案するのも勇気です。もし変な方向の提案だったらどうするのかとか。

もちろん、家族信託に取り組もうと考えることも勇気です。
そのためには十分な時間も必要。
朝から晩まで、忙しくしていたら、家族信託という面倒な業務に取り組もうとなんか考えられません。

ですから、本来業務である登記をある程度セーブしなければ家族信託は受けられないんですね。本来業務をセーブするのも勇気です。

もうお分かりと思いますが、
家族信託業務を中心にしている司法書士は私の事です。

ある程度の知識を持っていることは当然ですが、知識だけなら、「私よりあるのでは?」という人も何人も知っています。
でも私より家族信託業務を行っている人は、あまりいないでしょう。

かわさき
私なんか、最初の1,2件の業務をしたときの知識は、かなりアヤシイものでした。
ですから恩師の河合保弘先生と共同受任で行いました。

業務をやっている人とやっていない人とはどこが違うのか?

違いは、シンプル。

一方は、勉強ばかり。
もう一方は、勉強だけでなく、情報発信もしています。

家族信託は、まだ新しい制度。
世間の認知度はあまりありません。

ですから家族信託という制度をまず知ってもらわなければなりません。

先日、家族信託の組成をお手伝いさせていただいた方は、私のホームページの事例を見て「まさに私のことだ。家族信託という制度なら解決できるんだ」と言って、私に連絡してきました。
私のセミナーを受けて問い合わせをしてきた人も多いです。中には、「2年前にセミナーを受けたんですが、やはりお願いすることにしました」、なんて人も。

家族信託について情報発信をして、家族信託という制度を知ってもらう必要があります。

ホームページを作ったり、セミナーをしたり、雑誌に寄稿をしたり、小冊子やパンフレットを作ったり、書籍を書いたり、などなど。

あと、私は、説明用の動画を作ってYoutubeにもアップしています。
http://kazoku-shintaku.info/

このように、家族信託という制度がどのような制度か理解してもらうように努力しています。

話しはそれますが、上のURLからリンクしている動画。
専門家や生命保険のライフプランナーの方から
「お客さんの説明に使っていいですか?」
とときどき聞かれます。

どうぞ、どうぞ。ぜひ使ってください。
そのために作りましたので。

私の名前がチョット出ますが最小限に抑えて作ったつもりです。

話しを戻しますが、家族信託の実務をされている方は多くの方が情報発信をしていますよね。

私の師匠の河合保弘先生、同じ法人の代表の杉谷さん、
家族信託普及協会理事の宮田先生はじめ、
東京で大きな司法書士法人の代表のM先生、
税理士のK先生とK先生(どちらもイニシャルKでした)、
群馬のTさん、名古屋のAさん、
福岡のYさん、Hさん(福岡は活発ですね)、などなど

家族信託の実務を活発にされている上記の方々は、情報発信も活発です。

河合先生は引退されていますが、現役時代は年間講演回数が100回以上だそうです!
スゴイですね。

ですから、家族信託についてセミナーなどでまず情報発信をする。

そして、問い合わせをうけたら、個別の相談で家族信託の使い方を説明する、ということが必要だと思います。

家族信託を簡単に説明する方法

あったら私も教えて欲しいです。(^_^)

私は、今のところストーリーを使って説明します。

『私の財産を、あなたに託します。ですから、私や家族を頼みますね。』

家族信託とはこのように、信頼できる人に財産を託し、自分や家族を守ってもらうための手法です。

このように説明しています。

今まではこれで反応がいいので、このように説明しています。
もちろん、これよりわかりやすい方法があれば、改善していきたいと思います。

「私はこんな風に説明しています」という意見があったら募集しています!
あなたのアイディアをぜひ教えてください。

説明方法をきめたら、それを様々なところで使います。

セミナーの資料(パワポ)や、小冊子、もうすぐ出版予定の書籍(一般向け)でもこのような説明方法を使っています。

セミナーを何十回もしていると、資料の蓄積ができます。
そして少しずつ改善していくのです。

このような説明用の資料があると、相談を受けたときもとても便利です。

その資料を印刷して、
「家族信託とは、こんな制度ですよ」
と説明できますから。

このように説明用の資料は、家族信託を扱う専門家は必須アイテムですね。

ぜひ、作ってみてください。

セミナーの依頼はぜひ受けてください

説明用の資料を作るのは大変なことも事実です。

でもセミナーを行うと、強制的に説明用の資料ができるから。(^_^)

セミナーを受けたら、資料を作らなければなりません。
たくさん勉強もするので知識も増えます。

もしかしたら相談も受け、受任につながるかも知れません。
そしてその資料を使って、相談の時、説明できます。

初めてセミナーを受けると怖いですが、トライする価値はあると思います。
ぜひトライしてくださいね。

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