しかし、なかなか依頼をいただくまでにいたりません。どうやったら業務の依頼を受けられるようになるのでしょうか?
私がやっている秘密をそっとお伝えしますね。
1に「勉強」
2に「プロモーション」
3が「度胸」
が必要と書きました。
しかし、プロモーションについて、専門家(特に司法書士)でやり方がまちがっているのでは、という人が多いです。
家族信託の業務の依頼を受けるためのプロモーションはどのような方法なのでしょうか?
これを書いている平成29年7月16日現在で、私の事務所では
・家族信託に関連する業務:1件 受任中
・家族信託を検討中:2件
と、信託業務が集中しています。
それは、家族信託について、効果的なプロモーションができているからかもしれません。
私の事務所は、司法書士が私1人と、職員が1人の、2人しかいない小規模事務所。
新潟市に事務所があるのに、北は北海道、南は沖縄まで、全国から依頼を受けているので、出張が多くてもう大変!
イヤ、出張は好きですよ。美味しいものが食べられるので。
小規模事務所で、出張が多いので、手間がかかる登記は、やることは難しいですね。
(けっこう、外注(複代理)しています)
そして、家族信託は1件あたりの報酬が、決済の登記の10件分以上になることもザラです。
・司法書士の将来性が心配だ。
・安くしないと業務の依頼が来ない
今回は、このような不安を感じて、家族信託も手がけたいと思っている人のために記事を書きました。
なぜ、私の事務所では家族信託の業務の依頼を受ける事ができるのか?
この秘密をそっと公開しますね。
交通事故で「むちうち」になった人が手術を頼む病院とは?
チョット、話がそれますが、家族信託を検討している人が面白いことを言っていました。
その話が、とても参考になります。
その人は、車に乗っていたら、他の車に追突されました。
ケガはたいしたことがないと思ったのですが、あとになって左手にシビレがでるようになったとのこと。
医者に行ったら
クビの骨がずれ、脊髄を圧迫しています。
このまま放っておくと、しびれが足まで来て歩けなくなりますよ。
今のうちに手術をして治してください。
さらに、手術が上手くいかないと、半身不随になったり、意思能力がなくなる可能性もあるとのこと。
(だから家族信託を検討していました)
その方は、「いくらお金がかかってもいいから、ムチウチを治す手術をしよう」と思って医者を探しているそうです。
さて質問です。
この人が、手術を頼む医者はどんな医者だと思いますか?
2.ムチウチ専門の手術を行う外科医
あなたならどちらの外科医で手術してもらいたいですか?
私なら、『ムチウチ専門』の外科医で手術をしてもらいたいですね。
だって、ムチウチ専門といっている方が、ムチウチの手術には腕がいいと思うから。
(本当はわからないですよ)
つまり、専門としている方を選びます。
そして、費用が高いか安いかはあまり問題ではなくなっています。
その人も「いくらお金をかけても良い」と言っていました。
博多出張、モツ鍋を食べるならどんな店?
昨日(H29.7.15)、福岡・佐世保の出張から帰ってきたのですが、博多で多少時間がありました。
僕は博多のもつ鍋が大好き!
さて、あなたも博多に出張に来ました。
「もつ鍋を食べたい!」と思ったらどんな店に行きたいですか?
2.もつ鍋専門のお店
私は、もつ鍋専門の「おおやま」に行きましたぁ!
美味しかったぁ~!!
写真、美味しそうでしょ?「おおやま」オススメです。(笑)
やはり専門店は違いますね。
(本当に他店より美味しいかどうかは知らないですよ。)
そして、多少高くてもそのお店に行っちゃいます!
子供の英語の成績を上げたいなら
もう一つ質問です。(しつこい?)
あなたの子供が大学受験で勉強中。
数学や国語の成績は問題なし。ただ、英語の成績が悪く、足を引っ張っている。
英語の成績を上げたい。そのときどんな予備校に行かせたいですか?
2.英語専門の予備校
私なら、英語専門の予備校に行かせるかも。
あなたはどうでしょうか?
やはり英語専門の方に引かれませんか?
本当はどうかはわからないけど、「専門」といっている方が、効果がありそうです。
そして、授業料が安いか高いかは、あまり大きな問題ではなくなってきます。
少しくらい高くても「良い」と思えば行かせる。
「何でもあり」の所には行かないですよね。
もうお分かりと思います。
これと同じ間違いを多くの専門家(特に司法書士)はしているのです。
「何でもできます」と言って、他の事務所より費用が高くないかを気にしているのです。
家族信託を頼むならどんな専門家?
(あなたがお客さんとして)
あなたは、一生かけて資産を築いてきました。
資産総額は5億円くらい。
これまで、必死に働いて、不安を抱えながら大きな借金をして、事業を築いてきました。
途中、破産しそうになったり、人にだまされそうになったりもしました。
死にものぐるいで何十年も必死に働いて、やっと築いてきた資産です。
75歳になり、そろそろ次の世代に、資産や会社の経営権をバトンタッチしたいと考えている。
それなりに勉強して「家族信託」という方法が良さそうと思うようになりました。
さて、質問です。
あなたはどんな専門家に家族信託の設計をお願いしますか?
2.「家族信託専門」といっている専門家
どちらに頼むか明かですね。
私が同じ立場なら、「家族信託専門」といっている専門家に頼むと思います。
だって、専門性が高いと思うじゃないですか。
本当の実力は、頼む前(頼んだあとも)わからないんです。
だから、「何でもやります」という人より、「専門です」という人に頼みたいんです。
そのとき、この人は、費用が高いか安いかを気にしているでしょうか?
おそらく費用が高いか安いかはあまり気にしていないはずです。
つまり、相見積もりを取られることはありません!
専門性で判断され、価格では判断されていないということです。
家族信託の相談をされたある人は、
「この悩みが解決するなら、顧問料をいくら払うかは問題ではない」
と、おっしゃっていました。
「何でもやります」といっていませんか?
下の図をご覧ください。
多くの専門家が、図の左側のことをやっています。
家族信託は、求められる専門性が高いので「家族信託専門」といわなければいけません。
そうじゃないと、頼む方は怖くて頼めないんです。
(一生かかって築いた財産ですよ。先祖から代々引き継いだ財産ですよ。)
逆に「家族信託専門」といえば、依頼するお客様は、安心してあなたにお任せできるんです。
私も「家族信託専門」といっています。
あなたも、家族信託の業務を受けたければ、「家族信託専門」といってください。
そうすれば、家族信託の業務の受注が早くなると思いますよ。
ですからプロモーションをするなら、「家族信託専門」といわなければいけないのです。
そして、専門性が認められれば、価格について相見積もりを取られることはありません!
まとめ
・「何でもできます」という人には頼みにくい。お客様は「家族信託専門」を探している。
・多くの専門家(特に司法書士)は「何でもできます」という人が多い。
家族信託の業務を受けたければ、「家族信託専門」というべき
・専門性が認められれば価格競争にはならない。
私はどのように家族信託のプロモーションをしているのか?
そして、実務はどのように行っているか?
気になる点もあると思います。
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私は、家族信託に本気で取り組みたい人を応援したい!
だからブログやメルマガで、本には書いていない実務の本当の情報をお伝えしているんです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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